◆権利関係・民法

宅地建物取引主任者資格試験に出題される分野は次の4分野となっています。

  • 権利関係
  • 宅建業法
  • 法令上の制限
  • その他の分野

このうち権利関係は、出題数が多く、他の分野と比べて理解が必要な科目です。

権利関係分野から出題されるのは、民法、借地借家法、不動産登記法、区分所有法。

宅地建物の取引において、起こるかもしれないトラブル解決のための法律が問われるところです。

法律知識がまったくない状態から合格点を取るのに一番苦労する科目でしょう。
(宅建試験なら法律知識ゼロでもなんとかなる)


全50問中14問と、3割近くのウェートを占めるところなので、
権利関係が苦手だとまず不合格になると言っても過言ではありません。

正確な知識を暗記した上に理解が必要ということで、
一朝一夕では何とかなるところではないので、
勉強期間を通じて一番勉強時間が必要でしょう。

逆にいうと、権利関係を得意にし得点源として計算できるようになると、
宅建試験の合格可能性はかなり高まります。


◆権利関係出題内容
  • 制限行為能力者:未成年者、被成年後見人、被保佐人などの行った行為など。
  • 意思表示:詐欺、強迫、錯誤、虚偽表示、心裡留保の効果、善意の第三者への対抗など。
  • 代理:復代理、無権代理、表見代理など。
  • 時効:取得時効、消滅時効、時効の中断など。
  • 相続:相続人と相続分、代襲相続、相続の承認・放棄、遺産分割、遺言、遺留分など。
  • 物権の変動:契約の成立、所有権の移転、二重譲渡、解除、対抗要件など。
  • 危険負担:契約の目的物が引き渡し前に滅失や損傷した場合など。
  • 債権譲渡:債権譲渡の原則、例外、二重譲渡など。
  • 不動産登記法:表題部と権利部、所有権保存登記、仮登記など。
  • 共有:保存・利用・変更行為、分割など。
  • 区分所有法:専有部分、共有部分、敷地利用権、集会の召集、規約の設定・変更など。
  • 抵当権:登記の効力、対抗要件。物上代理、不可分性、随伴性、付従性など。
  • 債務不履行・損害賠償・解除:履行遅滞、履行不能、賠償請求、契約の解除など。
  • 担保責任:瑕疵担保責任など。
  • 連帯債務・債務保証:連帯債務者に対しての履行請求、連帯保証など。
  • 賃借権:賃貸借の対抗力、敷金、譲渡、転貸、満了、解除など。
  • 借地借家法:借主保護、借地権・借家権の存続期間、更新、建物買取請求権など。
  • その他の事項:弁済、相殺、委任、請負、地役権、不法行為、債権者代位権。
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